国債先物が2円高、サーキットブレーカー発動 米金利低下加速で

AI要約

国債先物中心限月9月限は上昇し、一時サーキットブレーカーが発動。新発10年国債利回りも低水準に。

米雇用統計の弱さからFRBの利下げ観測が高まり、10年国債利回りが低下。円債買いが進む。

アジア時間の取引でも米長期金利が低下し、円債市場に好影響をもたらしている。

国債先物が2円高、サーキットブレーカー発動 米金利低下加速で

[東京 5日 ロイター] - 序盤の国債先物中心限月9月限は上げ幅を拡大。前営業日比2円高となり、一時サーキットブレーカーが発動した。新発10年国債利回り(長期金利)は同17.0ベーシスポイント(bp)低下の0.785%と、4月10日以来約4カ月ぶりの低水準をつけた。

米雇用統計の弱い結果を受けて連邦準備理事会(FRB)の大幅利下げ観測が台頭し、10年国債利回り(米長期金利)がアジア時間の取引でも一段と低下していることが、円債買いの材料となっている。