〔ロンドン外為〕円、148円台後半(2日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場での円相場が世界的な株安の影響を受けて、円が強含みで推移し、1ドル=148円台後半に上昇。

米長期金利の低下や米指標の悪化により、円相場は堅調に推移。ただし、7月の米雇用統計発表を控えて上値の重い値動きとなった。

対ユーロやポンドなど他通貨に対する円相場も円高・ドル安の展開が見られた。

 【ロンドン時事】週末2日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、世界的な株安を背景にリスク回避姿勢が強まる中、米長期金利の低下につれて円が強含み、1ドル=148円台後半に上昇した。正午現在は148円75~85銭と、前日午後4時(149円99銭~150円09銭)比1円24銭の大幅な円高・ドル安。

 米指標の悪化を受けて米長期金利が節目の4%を割り込み、これにつれた円相場は堅調に推移。世界的な株安も円買い・ドル売りを誘った。ただ、この後の7月の米雇用統計の発表を控え、持ち高調整などの動きも出て、上値の重い値動きとなった。

 対ユーロは1ユーロ=161円01~11銭(前日午後4時は161円87~97銭)と、86銭の円高・ユーロ安。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0818~0828ドル(同1.0787~0797ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2732~2742ドル(同1.2787~2797ドル)。スイス・フランは1ドル=0.8699~8709フラン(同0.8735~8745フラン)。