ドル145.20円まで下げ幅拡大、日経平均一時2500円安

AI要約

ドルは146円から急落し、約半年ぶりの安値である145.20円まで下落した。

東京株式市場の日経平均は急落し、米景気後退懸念が高まる中でリスクオフムードが広がっている。

円債市場では国債先物が上昇し、アジア時間の米10年債利回りも低下している。

ドル145.20円まで下げ幅拡大、日経平均一時2500円安

[東京 5日 ロイター] - ドルは朝方の高値146円半ばから、ほぼ一本調子で下げ続け、午前9時過ぎに145.20円まで下落。今年1月半ば以来、約半年ぶりの安値を再び更新した。現在も145円半ばで上値の重い展開が続いている。

この日も東京株式市場では、日経平均が急落し一時2500円超の下げとなったほか、円債市場では国債先物9月限が2円超上昇した。アジア時間の米10年債利回りも3.79%付近へ一段と低下して、昨年1月以来約1年半ぶり水準をつけた。「米景気後退懸念が一気に高まり、リスクオフムードが加速している」(外銀アナリスト)という。