インテル、15%人員削減へ 第4四半期は無配に
米半導体大手インテルは、赤字の事業を改善するために15%の人員削減と第4四半期の配当停止を発表しました。
人員削減は年末までに完了し、2025年までに営業経費と設備投資を削減する計画を立てています。
競争激化や技術の進化による影響で第3四半期の売上高が予想を下回り、第4四半期の売上高見通しも低いとしています。
[1日 ロイター] - 米半導体大手インテルは1日、赤字の事業を中心に立て直しを図るため、15%の人員削減と第4・四半期の配当停止を発表した。
人員削減の大部分は年末までに完了するという。
また、2025年には営業経費を削減するほか、設備投資も従来予想比100億ドル以上削減する計画も発表した。
従来型半導体への支出の減少とパソコン市場での競争激化を受け、第3・四半期の売上高は予想を下回るとした。
インテルは現在、人工知能(AI)向け半導体で急成長中のエヌビディアに遅れをとっている。
第4・四半期の売上高見通しは125億─135億ドル。LSEGのがまとめたアナリストの平均予想は143億5000万ドルとなっている。