サムスン電子 営業利益が16倍 AI向け半導体需要が追い風

AI要約

サムスン電子は、今年4月から6月期の営業利益が前年比で16倍増加し、売上高も23%増加したことを発表しました。

AI市場の拡大に伴い、メモリー半導体の需要が伸び、利益改善の流れが続くと韓国メディアが予測しています。

サムスン電子 営業利益が16倍 AI向け半導体需要が追い風

韓国のサムスン電子は、ことし4月から6月期の営業利益が、前の年の同じ時期と比べておよそ16倍に増えたと発表しました。背景にはAI向けの半導体需要が伸びたことがあります。

サムスン電子が31日に発表した今年4月から6月期の連結決算では、売上高が前の年の同じ時期と比べて23%増え、日本円でおよそ8兆1800億円となりました。また、本業のもうけを示す営業利益は16倍に増え、日本円でおよそ1兆1500億円でした。

好業績の背景には、人工知能=AI市場の拡大でメモリー半導体の需要が伸びたことがあります。

韓国メディアは「今年の下半期もメモリー半導体の価格上昇が続き、利益改善の流れが続く」との見方を示しています。