手芸の次はアルミで「ニャイケン」、ヤマハがホンモノの加工技術で作った“本気の遊び”

AI要約

ヤマハ発動機のウェブサイトで「あみぐるみ・羊毛フェルト」作品のモチーフとなった「ニャイケン」がアルミ製で再現された。

アルミのニャイケンはヤマハ発動機の豊岡技術センターで制作され、社員有志による作品。

削り出しと表面処理に合計22時間かけられて生み出されたアルミのニャイケンは展示される。

手芸の次はアルミで「ニャイケン」、ヤマハがホンモノの加工技術で作った“本気の遊び”

ヤマハ発動機のウェブサイトで「あみぐるみ・羊毛フェルト」作品のモチーフとなった「ニャイケン」(3輪バイクの『ナイケン』をネコ化したキャラクター)が、今度はアルミの削り出しで再現された。ヤマハ社員によって“ホンモノの”加工技術を用いて製作されたという。

アルミ製のニャイケンは、静岡県磐田市の北部にあるヤマハ発動機の豊岡技術センターにある5軸制御マシニングセンタ(切削加工を行う工作機械)の中で実際に加工されたもの。

普段は樹脂成形や鋳造、鍛造などの量産で使われる金型を作っている生産技術本部金型技術部の社員有志が社員および家族向けのイベントに向けて制作した一品。

自分たちが業務で使う技術を活かして何か面白い物を作れないか?と考えた発案者が社内で情報を集めていく中で、キャラクターのニャイケンとその3Dデータに辿り着き制作にこぎつけたという。

アルミの塊からニャイケンの形状になるまでの削り出しで約20時間、その後2種類の表面加工に2時間かけて生み出されたアルミのニャイケンは、7月27日~8月31日の間、横浜に新設されたショールーム「Yamaha E-Ride Base」に期間限定で展示される。