英アストラゼネカ、4―6月は17%増収 通期見通し引き上げ

AI要約

アストラゼネカは第2四半期の決算を発表し、売上高が17%増の129億4000万ドルとなった。

がん治療薬事業の売上高が19%増加し、売上高全体に占める比率は41%となった。

営業支出は14%増の67億4000万ドルだった。通期の売上高と利益の予想を上方修正。

英アストラゼネカ、4―6月は17%増収 通期見通し引き上げ

Pushkala Aripaka

[25日 ロイター] - 英製薬大手アストラゼネカが25日発表した第2・四半期決算は、為替変動の影響を除く売上高が前年同期比17%増の129億4000万ドルとなった。中核的な利益は1株当たり1.98ドルで予想平均と同じだった。がんや希少疾病、心臓病などの治療薬の需要が堅調で、通期の売上高と利益の予想を上方修正した。

主力のがん治療薬事業の売上高が為替変動の影響を除くベースで19%増加し、売上高全体に占める比率は41%となった。希少疾病、心臓病、腎臓病の治療薬もそれぞれ売上高が2桁の伸びを記録した。

営業支出は14%増の67億4000万ドルだった。

為替変動の影響を除く今年の売上高と1株利益の伸び率の見通しは10%台半ばとし、1株利益については10%台前半としていた従来の数字から上方修正した。