露カスペルスキー、米国事業を段階終了 販売禁止措置受け

AI要約

ロシアの情報セキュリティー企業カスペルスキーは、米国事業を段階的に終了することを発表した。

米国政府はカスペルスキーに対し、セキュリティー上のリスクを理由に販売禁止を決定し、幹部に制裁を発動した。

同社は既に米国の全ポストを廃止し、サイト上でも米国からの購入ができなくなっている。

露カスペルスキー、米国事業を段階終了 販売禁止措置受け

[15日 ロイター] - ロシアの情報セキュリティー企業カスペルスキーは15日、米国事業を20日から段階的に終了すると明らかにした。バイデン政権は先月、同社による米国での販売を禁止する計画を発表している。

米国の全ポストを廃止する。同社サイトでは既に米国から購入できなくなっている。

レモンド商務長官は先月、カスペルスキーに対するロシアの影響がセキュリティー上のリスクになるとし、同社のウイルス対策ソフトの販売を米国で禁止する方針を発表した。

また政府は6月、サイバーセキュリティー上のリスクを理由に、同社の最高事業開発責任者、最高執行責任者、法務責任者、企業コミュニケーション責任者を含む幹部に制裁を発動した。