「資さんうどん」東京進出へ 今冬にも1号店 「北九州のソウルフード」

AI要約

北九州市発祥のうどん店チェーン「資(すけ)さんうどん」が東京に初出店することを決定した。

13日からは期間限定店舗を神田でオープンし、地元の人気を集めている。

関東での店舗展開に期待が高まっており、今後の展開が注目される。

「資さんうどん」東京進出へ 今冬にも1号店 「北九州のソウルフード」

 北九州市発祥のうどん店チェーン「資(すけ)さんうどん」を展開する「資さん」(同市)は13日、今冬に東京に出店する方針を明らかにした。首都圏への進出は初めて。佐藤崇史社長は取材に、「関東でも資さんの味を求める声があるところに積極的に店舗展開したい」と話した。

 資さんは、13日から東京・神田で3日間の期間限定店舗を出店。初日は開店前に、提供予定数を上回る400人以上の行列ができた。佐藤社長は「もともと関東からの出店要請は多かったが、大きな評価をもらっている」として、改めて手応えを感じたという。東京1号店の開業日や出店場所は検討中としている。

 資さんうどんは「北九州のソウルフード」と呼ばれ、親しまれてきた。2018年に投資ファンドの「ユニゾン・キャピタル」が運営会社の全株式を取得。現在は九州全県と大阪府、兵庫県などに69店を展開する。 (井崎圭)