ベイン・キャピタル、金融ソフトのエンベストネットを45億ドルで買収
米プライベートエクイティ企業ベイン・キャピタルが金融ソフトウエアのエンベストネットを45億ドルで買収する取引を発表
エンベストネットは主要な投資家の支援を受けており、資産運用業界向けのソフトウェアや金融機関向けのデータを提供している
ベインが提示した買収価格は市場価格を上回っており、株価は報道前に比べわずかに上昇
Niket Nishant
[11日 ロイター] - 米プライベートエクイティ企業ベイン・キャピタルは、金融ソフトウエアのエンベストネットを45億ドルで買収する。
エンベストネットは11日、この取引についてブラックロックやフィデリティ・インベストメンツ、フランクリン・テンプルトン、ステート・ストリート・アドバイザーズなど一連の投資家が支援していると明らかにした。
資産運用業界向けソフトウエアや金融機関向けのデータを提供するエンベストネットの顧客には、米最大手銀20行のうち16行と、最大手資産運用・証券50社中48社が名を連ねている。
ロイターは今週、ベインがエンベストネットを時価評価前後で買収する協議の合意が近づいていると伝えていた。
実際にベインが提示したエンベストネット1株当たりの提示額は63.15ドルで、ロイターのこの報道前の株価は63.07ドルだった。