円相場、一時1ドル157円台 FRBの早期利下げ期待高まる

AI要約
11日のニューヨーク外国為替市場の円相場が上昇し、消費者物価指数が市場予測を下回ったため、円高が進んだ。米FRBの利下げ期待が高まり、一時1ドル=157円台をつける動きも見られた。米労働省の発表による円相場の変動が注目される中、市場は緊張感を持って動いている。
円相場、一時1ドル157円台 FRBの早期利下げ期待高まる

 11日のニューヨーク外国為替市場の円相場は、対ドルで上昇し、一時1ドル=157円台をつけた。米労働省が発表した6月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比3・0%の上昇となり、市場予測(3・1%)も下回ったことから、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げ期待が高まり、前日に比べ3円以上、円高が進む場面もあった。【ワシントン大久保渉】