日銀総裁、住宅ローンへの影響「賃金が先に上がり、負担は軽減」

AI要約

日銀の植田和男総裁は住宅ローンの金利について、利上げが変動型のローンに跳ねる可能性があると説明。

ただし、賃金上昇が続く見込みで、利払い額は多くが5年間据え置かれるため、負担は軽減される見通し。

このように、金利上昇と賃金上昇のタイムラグにより、住宅ローンの負担を軽減する効果が期待されている。

日銀総裁、住宅ローンへの影響「賃金が先に上がり、負担は軽減」

 日銀の植田和男総裁は31日の記者会見で、住宅ローンへの影響について「利上げが変動型の住宅ローン金利に跳ねることも考えられる。一方、賃金上昇は続く見通しで、金利が上がっても(住宅ローンの)利払い額は5年間据え置かれるルールのものが多い。賃金が先に上がり、その後に利払い額が上がり、負担はかなり軽減される」との見方を示した。