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ニュースワード「自衛隊発足」
1954年6月、自衛隊法と防衛庁設置法に基づき自衛隊が発足。
日本政府は憲法9条2項を否定しない立場を示し、必要最小限度の実力保持を認めている。
朝鮮戦争勃発時に警察予備隊と海上警備隊が編成され、自衛隊の前身となった。
自衛隊発足 1954年6月成立の自衛隊法と防衛庁設置法に基づき、同7月1日に防衛庁と共に創設された実力組織。50年に朝鮮戦争が勃発し、日本に進駐していた米軍が朝鮮半島に展開。日本政府はマッカーサー連合国軍最高司令官の要請を受け、陸自の前身となる警察予備隊、海自の前身となる海上警備隊をそれぞれ編成した。
政府は、戦力不保持を規定した憲法9条2項は固有の自衛権を否定するものではないとして、「自衛のための必要最小限度の実力」の保持は認められるとの見解を示している。