レーダー配備「有意義だ」 防衛相、沖縄・北大東島

AI要約

木原稔防衛相は移動式警戒管制レーダーを北大東島に配備する決定を明らかにした。

北大東村議会は自衛隊の誘致を決議し、防衛省が住民説明会を開いた。

木原氏は地元と連携し、丁寧な説明と情報提供を行う考えを示した。

 木原稔防衛相は28日の閣議後記者会見で、移動式警戒管制レーダーを運用する航空自衛隊の部隊を沖縄県の北大東島(北大東村)に配備すると決め、27日に村へ意向を伝えたと明らかにした。「太平洋側の警戒監視体制の強化が喫緊の課題で、配備は防衛上非常に有意義だ」と強調した。

 北大東村議会は2021年12月に自衛隊の誘致を決議。23年7月には防衛省が村内で住民説明会を開いた。木原氏は会見で「村と緊密に連携し、地元への丁寧な説明と適切な情報提供を行う」と述べた。