地方公務員に転職した友人が「ベンツGクラス」に乗っていました。正直うらやましいのですが、やはり民間よりも「高年収」なのでしょうか?

AI要約

地方公務員の平均年収や民間企業との比較を通じて、ベンツGクラスを狙う方法について解説。

地方公務員の平均給与や民間企業の平均給与の違い、ベンツGクラスの購入価格とリースプランについて検討。

リースを活用すれば、低い年収でもベンツに乗れる可能性がある。

地方公務員に転職した友人が「ベンツGクラス」に乗っていました。正直うらやましいのですが、やはり民間よりも「高年収」なのでしょうか?

国家公務員や地方公務員と聞くと「安定していて高収入がもらえそう」というイメージを持つ人も多いでしょう。地方公務員の友人が「ベンツのGクラス」に乗っていると知れば「やっぱり高収入なんだ」「一体どれくらいもらえるのだろう?」と気になるかもしれません。

本記事では地方公務員の年収や民間企業の年収との差に触れながら、公務員でなくてもベンツGクラスを狙える方法について解説します。

総務省が公表している「令和5年地方公務員給与実態調査結果等の概要」によると、令和5年の全地方公共団体(一般行政職)の平均給与月額は35万8824円です。

内訳は「平均給料月額」が31万5159円、「諸手当月額」が4万3665円です。年額の給与に直すと430万5888円となります。これにボーナスを加えた金額が年収にあたります。

令和4年度の国家公務員のボーナス(期末・勤勉手当)の支給月数は4.4ヶ月分でした。35万8824円を16.4ヶ月(給与12ヶ月分+賞与4.4ヶ月分)で乗算すると約588万4713円となり、これが地方公務員の平均的な年収と考えることができます。

民間企業の平均に目を向けてみると、国税庁の「民間給与実態統計調査」によれば2022年の民間の給与所得者の平均給与は458万円となっています。ただし、正社員(正職員)に限れば523万円であり、地方公務員とは約65万円(588万4713円-523万円=65万4713円)の差です。

この差をどうとらえるかですが、「地方公務員だからベンツGクラスに乗れる(民間企業勤務には無理)」といえるほどの差かどうか、具体的には民間企業勤務の人がベンツGクラスに乗ることは可能かどうか検証してみます。

ベンツGクラスの新車購入価格は2021年5月販売モデルで約1300万円です。一般的に「車の購入価格は年収の5割以下が目安」といわれることを考えると、地方公務員であれ民間企業の正社員であれ、だいぶ無理をした購入といえます。

そこで検討したいのが、ベンツが提供するリースプランです。リース期間を設定することで、期間中に一定の金額を支払うと保険・税金・サービスプログラムなどが利用できるようになります。

リースの満了時には「車両の入替」「車両の返却」を選択するため、自分の資産にすることはできませんが、比較的安価にベンツに乗りつつ次のベンツに乗り換えできるメリットがあります。

具体的に毎月支払う金額は希望の車種や頭金・ボーナス支払金額の有無によって異なるため、気になる人は公式サイトからシミュレーションをしてみてください。毎月の支払額次第では地方公務員より低い年収でも、ベンツに乗れる生活が手に入るかもしれません。

例えば「Cクラス セダン」を「頭金あり ボーナスあり」でシミュレーションしてみると、月々2万5300円の支払いでベンツに乗ることも可能です。

そのほかベンツでは、ローン元金の一部を最終回の支払いまで据え置くことで毎月の支払いを軽減する残価設定型のローンプランも提供しています。