ゼレンスキー氏、ウクライナ大統領の正当性失う=プーチン氏

AI要約

プーチン大統領は、ウクライナのゼレンスキー大統領の正当性を失ったと指摘し、和平交渉に影響を及ぼす可能性があると述べた。

プーチン大統領は、ゼレンスキー氏の地位に問題があるとし、法的意味を持たない広報活動で正当性を得ようとする動きを批判した。

プーチン大統領は、和平は良識に基づいて進めるべきだとし、過去の草案と現状を考慮すべきだと主張した。

ゼレンスキー氏、ウクライナ大統領の正当性失う=プーチン氏

[24日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は24日、ウクライナのゼレンスキー大統領は5年の任期を終え、すでに正当性を失っており、ロシアとウクライナが和平交渉を再開する場合には法的障害になると述べた。

ベラルーシ訪問中に行われた記者会見で、ゼレンスキー氏の地位に問題があると指摘。「現大統領としての正当性はなくなったと認識している」とし、西側諸国はスイスで来月開催されるウクライナ和平会議を利用してゼレンスキー氏の正当性を認めるだろうが、これは法的意味を持たない「広報活動」とした。

また和平は最後通告ではなく良識に基づいて実現されるべきとし、戦争初期の数週間に双方が作成した草案と、ロシアがウクライナの約20%を支配しているという現在の事実に基づくべきとした。