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ウクライナ・ハルキウ州 ロシア軍が印刷所攻撃、7人死亡 ゼレンスキー大統領「ロシアはあらゆる生活圏を破壊しようとしている」
ウクライナ東部のハルキウ州でロシア軍による印刷所への攻撃があり、7人が死亡、17人が負傷。
攻撃を受けた印刷所は民間人が犠牲になったとして非難されており、ロシアの緩衝地帯設立の一環とみられる。
プーチン大統領はアメリカの制裁に対抗し、ロシア国内のアメリカ資産を差し押さえる方針を決定。
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ロシアと国境を接するウクライナ東部、ハルキウ州で23日、印刷所に攻撃があり7人が死亡しました。
ウクライナ国家警察によりますと23日、ウクライナ東部のハルキウ州でロシア軍による攻撃がありこれまでに7人が死亡し、17人がケガをしました。
地元知事は攻撃を受けたのは雑誌や新聞などを印刷する印刷所で犠牲者は全員が民間人だったとして攻撃を非難しました。
またゼレンスキー大統領も「ロシアはあらゆる生活圏を破壊しようとしている」と述べています。ロシア軍は今月に入りロシアとウクライナの国境地帯のウクライナ側に緩衝地帯をつくるためとしてハルキウ州への攻撃を強めています。
一方、ロイター通信によりますと、プーチン大統領は23日、アメリカが制裁としてロシアの資産を没収した場合にはロシア国内のアメリカの資産を差し押さえて活用できるとする大統領令に署名しました。
アメリカやEU=ヨーロッパ連合はロシアのウクライナ侵攻に対する制裁として国内にあるロシアの資産を凍結する措置を取っています。
アメリカではさらにこの資産を没収してウクライナへの支援にあてることも検討されていてプーチン大統領としてはこうした動きをけん制する狙いがあるとみられます。