家族かばって犠牲に、「父はスーパーヒーロー」 娘が投稿 トランプ氏銃撃

AI要約

コリー・コンペラトーレさんはペンシルベニア州で射殺された元消防士で、妻子をかばって犠牲になった本物の英雄だった。

彼は娘からは最高の父親として、いつも助けてくれる存在であり、誰とでもすぐに仲良くなる人物だった。

地元や家族を愛し、熱烈なトランプ支持者でもあった彼が英雄としてたたえられ、州旗を半旗にすることが検討されている。

家族かばって犠牲に、「父はスーパーヒーロー」 娘が投稿 トランプ氏銃撃

【AFP=時事】米東部ペンシルベニア州バトラー(Butler)で13日にドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領が銃撃された現場で死亡したのは、同州在住の消防士、コリー・コンペラトーレ(Corey Comperatore)さん(50)だと分かった。銃撃の際、妻子をかばって犠牲になった。

 コンペラトーレさんについて、2人娘の一人、アリソンさんは「本物のスーパーヒーローみたいに亡くなった」「私とママを地面に突き飛ばし、私に覆いかぶさって私たちに向かってきた銃弾から守ってくれた」とフェイスブックに投稿。「女の子が求める最高の父親」で、困ったことがあればいつも助けてくれ、「誰とでもすぐに仲良くなった」とつづっている。

 同州のジョシュ・シャピロ(Josh Shapiro)知事は記者会見で、コンペラトーレさんを英雄としてたたえ、州旗を半旗にして弔意を表す考えを示した。

「地元と、何よりも家族を愛していた」とし、トランプ氏の熱烈な支持者でもあったと明らかにした。

 同州警察の14日の発表によると、他にも57歳と74歳の集会参加者2人が負傷したが、容体は安定している。【翻訳編集】 AFPBB News