マカオ、2024年8月の消費者物価指数は前年同月から0.74%上昇…上昇幅2ヶ月ぶり縮小

AI要約

マカオでは2024年8月の総合消費者物価指数が前年同月から0.74%上昇し、2ヶ月ぶりに縮小した。

教育や医療の価格指数が大幅に上昇し、外食費や野菜価格も上昇傾向。一方、交通や家庭設備は下落した。

12ヶ月の消費者物価平均指数は1.00%上昇し、教育やレジャー・文化が顕著な上昇を示した。

マカオ、2024年8月の消費者物価指数は前年同月から0.74%上昇…上昇幅2ヶ月ぶり縮小

 マカオ政府統計・センサス局が9月20日に公表した資料によれば、今年(2024年)8月の総合消費者物価指数は前年同月から0.74%の上昇だった。前月から0.08ポイント下落で、2ヶ月ぶりに縮小。

 指数分類別では教育(+5.03%)、その他商品・サービス(+2.57%)、医療(+2.05%)の価格指数の上昇幅が大きかった。また、外食費と野菜価格の上昇、住宅家賃とLPガス費用の値上がりに伴い、食品・ノンアルコール飲料(+0.90%)、住宅・燃料(+0.81%)についても上昇。一方、交通(-3.11%)と家庭設備・サービス(-0.36%)は下落。

 今年8月の総合消費者物価指数は前月から0.04%下落。衣類・履物(-0.93%)、交通(-0.18%)、酒・たばこ(-0.16%)の価格指数が下落した一方、レジャー・文化(+0.88%)と医療(+0.05%)は上昇。

 今年8月までの12ヶ月の総合消費者物価平均指数は、1年前の同時期から1.00%上昇。このうち教育(+5.04%)、レジャー・文化(+4.23%)が顕著な上昇。交通(-3.01%)は下落に。

 今年1~8月の総合消費者物価平均指数は前年同時期から0.93%上昇。