コメ不足背景に「穀類」が7.9%の上昇…8月の消費者物価指数110.7、3年1か月連続で前年同月比上回る、光熱費やインバウンド効果による宿泊費の上昇も押し上げ要因に

AI要約

長野市の8月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合が前の月より0.5%上昇し、3年1か月連続で前の年の同じ月を上回る。

穀類の上昇や政府補助金終了による光熱費の上昇などが要因となっている。

全国的な猛暑やインバウンド効果による宿泊費の上昇も影響している。

コメ不足背景に「穀類」が7.9%の上昇…8月の消費者物価指数110.7、3年1か月連続で前年同月比上回る、光熱費やインバウンド効果による宿泊費の上昇も押し上げ要因に

長野市の8月の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合が前の月より0.5%上昇し、3年1か月連続で前の年の同じ月を上回りました。

要因の一つには、不足したコメを含む「穀類」の上昇があります。

長野市の8月の消費者物価指数は、季節ごとの変動が大きい生鮮食品を除いた総合で110.7となり、前の月より0.5%、2023年の同じ月より3.2%上昇しました。

前の年の同じ月を上回るのは3年1か月連続です。

全国的に、猛暑による出荷量の減少を背景に、コメ類が2023年に比べて大幅に上昇していて、長野市もコメを含む「穀類」が、2023年より7.9%上昇しました。

県では、このほか全体を押し上げた要因として、政府の補助金の一時的な終了による電気代などの光熱費の上昇や、インバウンド効果による宿泊費の上昇などを挙げています。