イラン、欧州4国に抗議 「ロシアにミサイル供与」疑惑

AI要約

イラン外務省は、欧州4カ国の大使に対し、イランがロシアにミサイルを供与したとする主張に抗議した。

英仏独がロシアへのミサイル供与を理由に対イラン追加制裁の実施を発表し、イラン外務省は追加制裁を破滅的な行為として強く反発した。

イラン外務省は、西側の敵対的な政策に対してけん制し、相応の措置に直面する姿勢を示した。

 【イスタンブール時事】イラン外務省は12日、英国、フランス、ドイツ、オランダの欧州4カ国の大使らを個別に呼び、イランがロシアにミサイルを供与したとする主張には「全く根拠がない」と抗議した。

 イランのメディアが伝えた。英仏独は10日、ロシアへのミサイル供与を理由に、米国と共に対イラン追加制裁の実施を発表した。

 イラン外務省は、追加制裁は「建設的ではなく破滅的な行為だ」と強く反発。「西側がイラン国民に敵対的な政策を続ければ、相応の措置に直面するだろう」とけん制した。