独仏英、イラン制裁へ ロシアへの弾道ミサイル供与を非難

AI要約

ドイツ、フランス、イギリスがイランによるロシアへの短距離弾道ミサイル移送を非難し、イラン航空への制裁実施に向け取り組むことを表明。

ブリンケン米国務長官がロシアがイランからミサイルを受け取り、ウクライナで使用する可能性が高いと指摘、新たな制裁課す方針。

3カ国はイランとの二国間航空協定を破棄する措置を採るとし、この行為は欧州の安全保障に対する脅威だと明言。

独仏英、イラン制裁へ ロシアへの弾道ミサイル供与を非難

[ベルリン 10日 ロイター] - 独仏英3カ国は、イランによるロシアへの短距離弾道ミサイルの移送を強く非難するとともに、イラン航空への制裁実施に向け取り組むと表明した。ドイツ外務省が10日、明らかにした。

同省が発表した3カ国の共同声明は、この行為はイランとロシアによるエスカレーションであり、「欧州の安全保障に対する直接的な脅威」だと言明。3カ国はイランとの二国間航空協定を破棄する措置を直ちに講じるとした。

この声明に先立ち、ブリンケン米国務長官はロシアがイランから弾道ミサイルを受け取っており、数週間以内にウクライナで使用する可能性が高いと指摘。米国がイラン航空を含む航空会社に対し新たな制裁を課すと述べた。