イスラエル軍情報トップ、退任式でハマス奇襲の責任改めて認める

AI要約

軍情報部門トップのハリバ参謀本部諜報局長は、昨年のハマスによる奇襲を防げなかった責任を認め、退任式で謝罪した。

彼は国家レベルの調査を求め、イスラエルとハマスの戦争に至った理由を詳しく調査し理解するよう促した。

昨年の攻撃で約1200人の犠牲者が出たことで、イスラエル軍や諜報機関の評判が大きく失墜した。

イスラエル軍情報トップ、退任式でハマス奇襲の責任改めて認める

[エルサレム 21日 ロイター] - 軍情報部門トップのハリバ参謀本部諜(ちょう)報局長は21日に行われた退任式で、昨年10月7日に起きたイスラム組織ハマスによる奇襲を防げなかった責任を改めて認めた。

「諜報部隊の失敗は私の責任だ」とした上で、イスラエルとハマスの戦争に至った理由を「詳しく調べ、理解を深める」ために国家レベルの調査を実施するよう求めた。

約1200人のイスラエル人と外国人が犠牲となった昨年10月7日のハマスによる大規模攻撃は、ハマスなどのパレスチナ武装勢力にとってほぼ無敵とされていたイスラエル軍や諜報機関の評判を大きく失墜させる結果となった。