テルアビブでの爆発、「テロ攻撃」と断定

AI要約

イスラエル警察とイスラエル総保安庁(シンベト)がテルアビブでの爆発をテロ攻撃と断言。

ハマスの軍事部門が犯行声明を出し、爆発物を運んでいた人物が死亡。警察とシンベトは共同声明を出して事件の詳細を説明。

テルアビブの警察によると、爆発物を運んでいた人物には犯罪歴がなく、治安部隊も彼を認識していなかった。

テルアビブでの爆発、「テロ攻撃」と断定

(CNN) イスラエル警察とイスラエル総保安庁(シンベト)は19日、前日に発生したテルアビブでの爆発について、テロ攻撃だったと断言した。

爆発を巡っては、イスラム組織ハマスの軍事部門「カッサム旅団」がSNSテレグラムのアカウントで犯行声明を出した。警察によると、爆発物を運んでいたとみられる人物が死亡。通行人1人が負傷した。警察とシンベトは共同声明を出し、負傷者が病院で治療を受けたと述べた。

警察はCNNの取材に答え、「大規模な被害が出るのは避けられた。数十人が殺害される恐れもあった」と指摘した。具体的に何が犯行の標的となった可能性があるのかについてはコメントを拒んだ。

この後テルアビブの警察が明らかにしたところによると、爆発物を運んでいた人物に犯罪歴はなく、治安部隊もこの人物を認識していなかった。

ハマスは今回の「殉教作戦」について、パレスチナの武装組織「イスラム聖戦」の軍事部門「アルクッズ旅団」と連携して遂行したと述べた。

パレスチナ自治区ガザ地区での戦争に関連して地域の緊張が高まる中、テルアビブでは依然として厳戒態勢が敷かれている。