プーチン大統領、ロシア最悪のテロ現場を訪れ「クルスクで犯罪者たちと戦わなければ」

AI要約

プーチン大統領がウクライナのロシア本土攻撃をベスラン学校占拠事件になぞらえ批判した。

20年ぶりにベスラン第1公立学校を訪れ、テロ犠牲者の両親に再度同様の事態を防ぐよう訴えた。

プーチン大統領はウクライナとの紛争をテロと位置付け、犯罪者を処罰する姿勢を示している。

プーチン大統領、ロシア最悪のテロ現場を訪れ「クルスクで犯罪者たちと戦わなければ」

ロシアのプーチン大統領が、ウクライナのロシア本土攻撃を約330人が死亡した2004年のベスラン学校占拠事件に喩えて強く批判した。

​20日(現地時間)、ヒンドゥスタン・タイムズなど外信によると、プーチン大統領はこの日、20年ぶりにロシア北オセチア共和国のベスラン第1公立学校を訪れた後、テロ犠牲者の両親に会い「ロシアの敵が再び国家を不安定化しようとしている」と話した。

​該当学校は2004年9月、約30人のチェチェン反軍が生徒、教師、保護者など1000人余りを人質にイスラム共和国チェチェンを分離独立させてほしいとテロを起こした所だ。

​当時、3日間の人質事件の末に334人が死亡したが、そのうち半分ほどの186人が子どもだったことが分かった。この事件はロシア史上最悪の惨劇と伝えられる。

​特に、プーチン大統領は今月初め、ロシア本土のクルスク地域を奇襲攻撃したウクライナをこのテロ事件になぞらえ「テロリストと戦ったように、今日我々はクルスク地域で犯罪を犯す者たちと戦わなければならない」と述べた。

​また、「テロとの戦いで目標を達成したように、我々はネオ(Neo)-ナチスとの戦いでも目標を達成する」とし「我々は疑う余地なく犯罪者を処罰する」と述べた。