ハリス氏、僅差でリード 全米世論調査、大統領選

AI要約

米国のワシントン・ポストが発表した世論調査によると、ハリス副大統領はトランプ前大統領を上回る支持率を記録しており、民主党はハリス氏の候補交代で支持を伸ばしている。

ABCテレビとイプソスが実施した調査では、ハリス氏の支持率が首位を維持しており、ハリス氏、トランプ氏、ケネディ氏の支持率には差がある。

バイデン大統領の撤退表明前の調査結果も示され、トランプ氏、バイデン氏、ケネディ氏の支持率の変化が明らかになった。

 【シカゴ共同】18日付の米紙ワシントン・ポストは11月の大統領選で民主党候補のハリス副大統領(59)と共和党のトランプ前大統領(78)が一騎打ちとなった場合、ハリス氏の全米支持率は49%で、トランプ氏の45%を4ポイント上回ったとの世論調査を発表した。民主党はバイデン大統領(81)からハリス氏への候補交代で支持を伸ばしている。

 世論調査は8月9~13日にABCテレビや調査会社イプソスと共同で有権者1975人を対象に実施した。ハリス陣営は19~22日に中西部イリノイ州シカゴで開かれる民主党大会で結束を固め、勢いを維持したい考え。

 ハリス、トランプ両氏のほか無所属の弁護士ロバート・ケネディ・ジュニア氏(70)ら第3の候補も選択肢に含めた調査でもハリス氏は支持率が47%で首位、トランプ氏は44%、ケネディ氏は5%だった。

 バイデン氏が撤退表明する前の7月上旬の調査ではトランプ氏43%、バイデン氏42%、ケネディ氏9%だった。