パキスタン、エムポックス感染初確認 アフリカ大陸外にも拡大か

AI要約

パキスタンの保健当局がエムポックス(サル痘)ウイルスの帰国者からの感染を初めて検出したことが報告された。

検出されたウイルスがアフリカ大陸で流行中のエムポックス変異株と同一かは不明。

WHOがアフリカでのエムポックス流行を受け、国際的な公衆衛生上の緊急事態を宣言した。

 【ニューデリー時事】パキスタンの保健当局は16日、ペルシャ湾岸地域の国の帰国者から、天然痘に似た症状の感染症「エムポックス(サル痘)」ウイルスを今年初めて検出したと発表した。

 アフリカ大陸で流行しているエムポックスの変異株と同一かは分かっていない。地元メディアが伝えた。

 これに先立ちスウェーデンでもエムポックス感染が確認されており、アフリカ大陸の外に感染が拡大している可能性がある。世界保健機関(WHO)は14日、アフリカでの流行を受け、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言している。