プーチン大統領、パレスチナ自治政府議長と協議へ 中東情勢巡り

AI要約

ロシアのプーチン大統領はパレスチナ自治政府のアッバス議長と協議するためにモスクワで会合を開催。

中東情勢について意見交換が行われ、パレスチナとイスラエルの紛争やガザ地区の人道的事態について議論を予定。

ロシアはアラブ諸国との関係を重視し、ハマスの元最高指導者ハニヤ氏の殺害を非難し、中東の不安定化を回避するよう呼びかけている。

[13日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領はパレスチナ自治政府のアッバス議長と13日にモスクワで中東情勢について協議する。ロシア政府が12日遅くに発表した。

政府はテレグラムに「パレスチナとイスラエルの紛争激化とガザ地区における前例のない人道的大惨事を踏まえ、中東情勢について意見交換が行われることが期待される」と投稿した。

アッバス氏は14日までモスクワに滞在し、その後トルコのエルドアン大統領と会談する予定。

イランの最高指導者ハメネイ師やサウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子などアラブ諸国の指導者らと緊密な関係を築いているロシアは、イスラム組織ハマスの元最高指導者ハニヤ氏の殺害を非難し、全ての当事者に中東のさらなる不安定化を回避するよう呼びかけている。