大規模無人機攻撃で女性死亡、モスクワ周辺で初の犠牲者

AI要約

ロシア当局は10日、ウクライナによる夜間の無人機攻撃で女性が死亡したと発表。これはロシアによるウクライナ侵攻開始以来の出来事で、首都周辺で初めての犠牲者が出た。

ロシア国防省は、モスクワ州など9州で144機のウクライナのドローンを撃墜したと発表。空港では便の欠航や遅延が相次いだ。

モスクワ州の知事は、女性1人が死亡し、3人が病院に搬送されたと述べた。女性が死亡した集合住宅の一部は大きく破損していた。

大規模無人機攻撃で女性死亡、モスクワ周辺で初の犠牲者

【AFP=時事】ロシア当局は10日、夜間にウクライナによる無人機攻撃があり、首都モスクワ近郊で女性が死亡したと発表した。ロシアによるウクライナ侵攻開始以降、首都周辺で犠牲者が出るのは初めて。

 ロシア国防省は、モスクワ州など9州でウクライナのドローン計144機を撃墜したと発表した。周辺の複数の空港では10日朝、航空便の欠航や遅延が相次いだ。

 モスクワ州のアンドレイ・ボロビヨフ(Andrey Vorobyov)知事は、州内のラメンスコエ(Ramenskoye)で46歳の女性が死亡し、3人が病院に搬送された入院したと述べた。

 AFP記者は、女性が死亡したとされるラメンスコエの17階建ての集合住宅で、10~12階部分が大きく破損しているのを確認した。【翻訳編集】 AFPBB News