ウクライナの越境攻撃、3日目に突入 戦闘継続とロシア国防省

AI要約

ウクライナ軍がロシアのクルスク州に越境攻撃を開始し、3日目に突入。戦闘は激化し、ウクライナ軍はスジャ地域に進撃。ロシア軍は予備部隊を動員し対抗している。

ロシア軍のゲラシモフ参謀総長はロシア軍がウクライナ軍の攻撃を阻止した報告をプーチン大統領に提出。戦車や装甲車両が破壊されるなど激しい戦闘が続いている。

ウクライナ軍はこの件についてコメントしておらず、ロシア国防省はウクライナの進軍を阻止し、クルスク州での戦闘を継続している。

ウクライナの越境攻撃、3日目に突入 戦闘継続とロシア国防省

Guy Faulconbridge

[モスクワ 8日 ロイター] - ウクライナ軍によるロシア西部クルスク州への越境攻撃は8日、3日目に突入した。ロシア軍は予備部隊を投入してウクライナ軍との戦闘を続けている。

ウクライナ軍は6日にクルスク州に対する越境攻撃を開始。ロシア国防省によると、戦闘は7日にかけても続き、ウクライナ側の勢力はクルスク州スジャの北西に進撃した。スジャはモスクワの南西530キロメートルの地点にあり、ウクライナ経由で欧州に輸出されるロシア産天然ガスの積み替え地点。スジャの北東60キロの地点にはクルスク原子力発電所がある。

ロシア軍のゲラシモフ参謀総長はプーチン大統領に対し、ロシア軍がウクライナ兵士約1000人による攻撃を阻止したと報告した。

ロシア国防省は8日、軍と連邦保安局(FSB)がウクライナの進軍を阻止し、クルスク州でウクライナ軍と戦っていると表明。同省によると、ウクライナは戦車8両を含む82両の装甲車両を失った。

ウクライナ軍はこの件についてコメントしていない。