ガザ停戦交渉、15日再開 仲介3カ国、歩み寄り促す 報道

AI要約

パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとハマスの停戦・人質解放交渉で、米国、カタール、エジプトが15日に再開を呼び掛け。

イスラエル首相府は代表団を派遣する方針を明らかにし、米当局者によると協議は15日に行われる見込み。

ハマス側は指導者殺害により態度を硬化させ、進展の可否は不透明。新指導者のハマスの動向が注目されている。

 【イスタンブール時事】パレスチナ自治区ガザでのイスラエルとイスラム組織ハマスの停戦と人質解放を巡る交渉で、仲介役の米国、カタール、エジプトの3カ国首脳は8日、共同声明で15日に交渉を再開するよう呼び掛けた。

 これを受け、イスラエル首相府は代表団を派遣する意向を表明。米ネットメディア「アクシオス」は米当局者の話として、協議が15日に行われると報じた。

 交渉はカタールの首都ドーハかエジプトの首都カイロで行われる見通し。ただ、ハマス側は最高指導者ハニヤ氏が殺害され態度を硬化させているとみられ、進展があるかどうかは不透明。対イスラエル強硬派の新たな最高指導者シンワル氏の下でのハマスの出方が焦点となる。