イラン大統領「攻撃に沈黙せず」、仏大統領と電話会談

AI要約

イランのペゼシュキアン大統領がフランスのマクロン大統領との会談で、自国の利益と安全を守る決意を表明。

ハマスのハニヤ最高指導者がイランで暗殺され、中東紛争の懸念が高まっている。

ペゼシュキアン大統領はイスラエルを非難し、ガザでの停戦を要求。

イラン大統領「攻撃に沈黙せず」、仏大統領と電話会談

[ドバイ 7日 ロイター] - イランのペゼシュキアン大統領は7日、フランスのマクロン大統領と電話会談し、「自国の利益と安全に対する攻撃に決して沈黙しない」と言明しした。国営メディアが伝えた。

イスラム組織ハマスのハニヤ最高指導者が先週、イランの首都テヘランで暗殺されたことを受け、中東紛争の本格的な拡大を巡る懸念が高まっている。

ペゼシュキアン大統領はさらに10カ月に及ぶパレスチナ地区ガザでの戦闘についてイスラエルを非難し、「米国と西側諸国が本当にこの地域での戦争を回避したいのであれば、この体制(イスラエル)にガザでの大量虐殺や攻撃をやめさせ、停戦を受け入れさせる必要がある」と述べた。

イランの要請に基づき、イスラム協力機構は7日、サウジアラビアで緊急会議を開催し、ハニヤ氏暗殺を巡り協議した。