【台湾】北九州市副市長、SDGsの取り組み紹介

AI要約

台北市で開催された2024亜太永続博覧会で、北九州市が「持続可能で住みやすい都市賞」を受賞し、大庭千賀子副市長が受賞式で市の取り組みを紹介。

北九州市は公害克服の過程で経済と環境の両立を図り、資源循環社会の構築に取り組んでおり、アジアで環境改善の国際協力を行っている。

2024亜太永続博覧会は12カ国・地域の151団体が参加し、主催団体は5万人の来場を見込んでいる。

【台湾】北九州市副市長、SDGsの取り組み紹介

 台北市で8日開幕した持続可能な開発目標(SDGs)に関する展示会「2024亜太永続博覧会」で「持続可能で住みやすい都市賞」の授賞式が開かれ、受賞した北九州市の大庭千賀子副市長が講演を行い同市の取り組みを紹介した。

 大庭氏は北九州市の公害克服の取り組みについて紹介し、「公害克服の過程で、経済と環境の両立を実現する代表的な技術を蓄積することができた」と指摘。蓄積した技術を活用して資源循環社会の構築を図る事業を展開していると説明した。アジアを中心に環境改善のための国際協力にも取り組んでいることにも触れた。

 2024亜太永続博覧会は10日まで台北世界貿易中心で開催。台湾を含む12カ国・地域の151団体が出展する。主催するシンクタンクの台湾永続能源研究基金会(TAISE)は、3日間で延べ5万人が来場すると見込んでいる。