# 持続可能な開発

アングル:インド経済最大のリスクは「水」、高成長の足かせに
14時間前

アングル:インド経済最大のリスクは「水」、高成長の足かせに

Krishna N. Das Shivam Patel[ニューデリー 4日 ロイター] - インドの首都ニューデリーの米大使館に近いスラム街では、共用水道から1日2時間しか水が供給されない。しかも質は悪い。1000人の住民は、飲用や調理用として給水車からそれぞれバケツ1杯

「海の栄養を豊かに」神戸市漁協が須磨海岸沖で試験調査/兵庫県
2024.07.04

「海の栄養を豊かに」神戸市漁協が須磨海岸沖で試験調査/兵庫県

海の栄養を豊かにして海産物を増やそうと、海に肥料を投入する「施肥」の導入に向けた試験調査が兵庫県の神戸で行われました。この試験調査は兵庫県神戸市の須磨海岸沖で市の漁業協同組合が県などと協力し、2024年4月から3カ月にわたり行ったものです。近年、瀬戸内海では水質は良

好評の売れ残りパン自販機「SDGsロッカー」、横浜市が設置拡大へ
2024.07.04

好評の売れ残りパン自販機「SDGsロッカー」、横浜市が設置拡大へ

 横浜市は3日、賞味期限内でありながら廃棄されてしまう食品を購入できる「SDGsロッカー」の設置拡大のため、公募によるマッチングを始めると発表した。場所提供者、ロッカー設置者、食品販売者をつなげて設置場所を増やし、食品ロスや廃棄などに伴う二酸化炭素(CO2)排出量を削減。取り組みを通じて、市民

キユーピー、主力のドレッシング容器を切り替え 再生プラを30%含む素材に変更
2024.07.03

キユーピー、主力のドレッシング容器を切り替え 再生プラを30%含む素材に変更

 キユーピーは7月2日、180ミリリットルサイズの市販用ドレッシング全25品について、再生PET樹脂を30%含むボトル(再生ペットボトル)を採用すると発表した。7月上旬の製造分から順次切り替える。これにより、年間で新たなプラスチックの使用量を約430トン、CO2排出量を約380トン削減できる見

再造林推進へ一丸 宮崎県内の林業関係者ら決起大会
2024.07.03

再造林推進へ一丸 宮崎県内の林業関係者ら決起大会

 都道府県で初となる県再造林推進条例が公布・施行された2日、宮崎市民プラザ「オルブライトホール」で県再造林推進決起大会(県など主催)があった。県内の行政や林業・木材産業などから関係者約500人が参加。再造林率日本一を目指し、一丸となって取り組んでいく機運を高めた。

国際的に重要な湿地「藺牟田池」の環境守り次世代へ…薩摩川内市が保全計画を初策定 ラムサール条約登録20年に向け、保全と利用の両立や持続的活動の仕組み構築
2024.07.03

国際的に重要な湿地「藺牟田池」の環境守り次世代へ…薩摩川内市が保全計画を初策定 ラムサール条約登録20年に向け、保全と利用の両立や持続的活動の仕組み構築

 鹿児島県薩摩川内市祁答院の藺牟田池は、来年でラムサール条約の登録から20年を迎える。市は池の環境を守り続けていくため、独自の「環境保全基本計画」を初めて策定した。今後は計画に基づき、官民と地域が連携し、ワークショップなどで具体的な施策を進める。 藺牟田池は2005年に同条約に登

「SDGs、このままでは8割は未達成」と国連が報告書
2024.07.01

「SDGs、このままでは8割は未達成」と国連が報告書

国連は6月28日、SDGs(持続可能な開発目標)に関する年次報告書の2024年版を発表した。評価可能なターゲットのうち、2030年までに達成できる見込みがあるものは、17%に過ぎないとした。特に、目標1(貧困)、目標6(水と衛生)、目標13(気候変動対策)、目標16(平和と公正)での進捗が大幅

ハモやエイ…「クセモノ」魚介類を有効活用 フードロス削減めざし、卸売市場に専門飲食店
2024.06.30

ハモやエイ…「クセモノ」魚介類を有効活用 フードロス削減めざし、卸売市場に専門飲食店

「低利用魚」「未利用魚」などと呼ばれる、流通されにくく消費者の口に入りにくい魚介類。漁業や食の持続可能性を目指し、こうした魚介類を有効活用する飲食店が5月、高松市中央卸売市場「うみまち商店街」の観光交流拠点内に誕生し、話題になっている。運営する旅行会社「JTB」の担当者は「フードロスの削減に貢

国連事務総長「許しがたい」 SDGsの進捗“順調”評価はわずか17%
2024.06.29

国連事務総長「許しがたい」 SDGsの進捗“順調”評価はわずか17%

 SDGs(=持続可能な開発目標)の進捗状況について国連のグテーレス事務総長は、順調と評価できるのはわずか17%だとして、「許しがたい」と批判しました。「SDGsの目標のうち、軌道に乗っているのはわずか17%。3分の1以上の進捗が停滞しているか後退している。これほど多くの人々の基

国連SDGs目標「順調」は17% 「落第点」国連トップが怒り
2024.06.29

国連SDGs目標「順調」は17% 「落第点」国連トップが怒り

国連は2030年までの達成を目指すSDGs=持続可能な開発目標の進捗状況をまとめた年次報告書を発表し、順調と評価されたのは全体のわずか17%でした。グテーレス国連事務総長「成績でいうと、落第点です。世界はかつてないほど豊かで知識も技術も発達してるのに、これほど多くの

SDGsの進捗 “達成か順調”は17% 国連事務総長「許しがたい」
2024.06.29

SDGsの進捗 “達成か順調”は17% 国連事務総長「許しがたい」

国連はSDGs=「持続可能な開発目標」の進捗状況を公表しました。グテーレス事務総長は順調と評価できるのはわずか17%だと指摘し、「許しがたい」と批判しました。国連 グテーレス事務総長「SDGsの目標のうち、軌道に乗っているのはわずか17%。3分の1以上の進捗が停滞し

SDGs「順調」は17% 国連総長「落第点」と危機感
2024.06.29

SDGs「順調」は17% 国連総長「落第点」と危機感

 【ニューヨーク共同】国連は28日、2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」の進捗状況を公表した。135項目のうち「達成、もしくは順調」と評価されたのは17%にとどまり、グテレス事務総長は「落第点だ」と危機感をあらわにした。 評価方法が一部変更し、単純比較は

SDGs「順調」17%、国連総長が危機感
2024.06.29

SDGs「順調」17%、国連総長が危機感

 【ニューヨーク共同】国連は28日、2030年までの達成を目指す「持続可能な開発目標(SDGs)」の進捗状況を公表し、「順調」と評価されたのは17%だった。グテレス事務総長は「落第点だ」と危機感を示した。

廃アルミ水素発電を実用化 富山県高岡市のベンチャー企業、千葉のホテルで
2024.06.27

廃アルミ水素発電を実用化 富山県高岡市のベンチャー企業、千葉のホテルで

 環境ベンチャーのアルハイテック(高岡市オフィスパーク、水木伸明社長)とホテル三日月(千葉県木更津市、小高芳宗社長)は26日、廃アルミを用いた水素火力発電を事業化すると発表した。アルハイテックの独自技術で製造する「アルミ水素」によって、化石燃料に頼らずに電力を生み出し、ホテルで活用する。202

SDGsの進捗具合は16%、日本の達成度は世界18位 国際組織が現状に危機感
2024.06.26

SDGsの進捗具合は16%、日本の達成度は世界18位 国際組織が現状に危機感

 国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に向けて進捗(しんちょく)が見られるのはわずか16%で、日本の達成度は世界18位―。国際的な組織「持続可能なソリューション・ネットワーク(SDSN)」(ジェフリー・サックス代表)が、各国のSDGs進捗状況を評価した「持続可能な開発報告書2024」

割れた食器を農業用肥料に再生、希少資源「リン」国内循環へ…陶磁器大手がホテルやレストランと連携
2024.06.26

割れた食器を農業用肥料に再生、希少資源「リン」国内循環へ…陶磁器大手がホテルやレストランと連携

 ホテルやレストランで破損した食器を回収し、農業用肥料にリサイクルする計画が今年度中にも始まる。陶磁器大手が販売先企業と連携する。肥料の主原料である希少資源のリンを多く含む食器が対象。新たな「都市鉱山」から資源を循環させるモデルケースとして期待される。 石川県白山市の陶磁器大手「

オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大
2024.06.26

オートバックスセブン、林野庁と協定締結 店舗での国産木材使用を拡大

 オートバックスセブンは25日、建築物への国産の木材使用の促進に向けて林野庁と協定を締結したと発表した。同社は2024年度から3カ年の中期経営計画で、100拠点への投資を計画している。そのうち1割程度を木造建築とする考え。建物の柱や天井の梁(はり)などに、木材を使用していく計画。林野庁は同社に

アークエッジとパラグアイ、衛星コンステレーションなどで連携
2024.06.25

アークエッジとパラグアイ、衛星コンステレーションなどで連携

アークエッジ・スペース(東京都江東区)は、パラグアイ宇宙庁(Agencia Espacial del Paraguay:AEP)と覚書を5月4日に締結、宇宙利用と宇宙産業協力で連携する。6月21日に発表した。 AEPは、宇宙開発と宇宙技術を活用した持続的な農業生産や水資源管理など

「ポストSDGs」のヒントはギリシャに学べ
2024.06.25

「ポストSDGs」のヒントはギリシャに学べ

2030年に向けたSDGs(持続可能な開発目標)の折り返し点を超えた今、2024年を「ポストSDGsの検討元年」にしたい。最近、欧州を訪れ、初めてギリシャに足を運んだ。特に最近インバウンドの盛り上がりで話題の「サステナブル・ツーリズム」の観点から、ポストSDGsに向けた視点を得るためのヒントが

給食の牛乳の飲み方に変化!ストローを使わない「ストロー“レス”パック」を所沢市が導入 約1.5トンのプラごみ削減へ期待 
2024.06.25

給食の牛乳の飲み方に変化!ストローを使わない「ストロー“レス”パック」を所沢市が導入 約1.5トンのプラごみ削減へ期待 

ここ最近、給食の「牛乳の飲み方」にある変化が生まれている。埼玉・所沢市では、以前までストローを使用して飲むのが主流だったが、プラスチックごみ削減ため、ストローを使用しない「ストロー“レス”パック」が導入され始めた。「イット!」がその現場を取材した。「イ