課題解決をビジネスに JICA、途上国と連携

AI要約

国際協力機構(JICA)が途上国・新興国と連携して人材育成やビジネス創出を図る取り組みが始動した。

プログラムでは、海外から21人の学生や研究者が仙台市に集まり、課題解決のアイデアを探る。

JICA主導のプログラムは東北大や仙台市と共同で行い、新しいビジネスを生み出し、起業の支援につなげる考え。

 防災や地球温暖化など世界共通の課題の解決に向け、途上国・新興国と連携して人材育成やビジネス創出を図ろうと、国際協力機構(JICA)で初の取り組みが始動した。インドネシアやモンゴルなど8カ国計21人の学生や研究者らが仙台市に集まり、専門家の講義や参加者の意見交換といったプログラムに参加。課題解決のアイデアを探る。9月下旬まで。

 プログラムはJICAが主導し、東北大や仙台市と共同で取り組む。海外の優秀な人材を育成し、新しいビジネスを生み出すことで、仙台市での起業や日本のスタートアップ(新興企業)との連携推進につなげたい考えだ。