中国物価、0.5%上昇 天候不順で野菜値上がり 7月

AI要約

中国国家統計局が発表した7月の消費者物価指数は前年同月比0.5%上昇し、プラス成長を続けている。

豚肉の価格が20.4%も高騰するなど、食品価格の上昇が主な要因である中、食品全体は横ばいだった。

一方、7月の卸売物価指数は0.8%低下し、22カ月連続で前年割れが続いている。

 【北京時事】中国国家統計局が9日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比0.5%上昇した。

 6カ月連続のプラスで、伸び率も前月(0.2%)から拡大。大雨の影響で野菜などが値上がりした。

 中国の物価に大きく影響する豚肉は20.4%の高騰で、食品全体は横ばいだった。価格変動の激しい食品とエネルギーを除いたコアインフレ率は0.4%と、前月から伸びが鈍化した。

 同時に発表された7月の卸売物価指数(PPI)は0.8%低下。22カ月連続で前年割れした。