タイ7月CPI、前年比0.83%上昇 予想上回る

AI要約
タイの7月の消費者物価指数は前年比0.83%に上昇し、市場予想を上回ったものの中央銀行の目標範囲を下回っている。8月も似た水準が予想される。1─7月のCPIの前年比上昇率は平均0.11%で、商務省は年間予想を0─1%に据え置いた。食品とエネルギーを除くコアCPIの前年比上昇率は7月が0.52%、1─7月が0.42%だった。

[バンコク 7日 ロイター] - タイ商務省が7日発表した7月の消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は0.83%と、6月の0.62%から加速した。ロイターがまとめた市場予想の0.70%も上回ったが、中央銀行の目標範囲(1─3%)を依然として下回っている。

貿易政策戦略当局のPoonpong Naiyanapakorn局長は記者会見で、8月のインフレ率も7月に近い水準になるとの見通しを示した。

1─7月のCPIの前年比上昇率は平均0.11%で、商務省は年間予想を0─1%に据え置いた。

変動の大きい食品とエネルギーを除くコアCPIの前年比上昇率は

7月が0.52%、1─7月が0.42%だった。