大企業も対象に…トヨタ、今年度下期の部品価格据え置き

AI要約

トヨタ自動車は2024年度下期に部品価格を据え置く方針を固めた。中小企業と大企業の両方に対応し、エネルギーや材料の高騰などに支援を行う。ティア1の操業不安を解消し、サプライチェーンの強靱化を図る。

トヨタは価格改定を年2回実施し、原材料費だけでなくエネルギー費や労務費にも上乗せを認めてきた。24年度下期では価格改定要請を見送り、人への投資に対する調達価格の反映を継続する。

期間従業員の契約解除による生産変動への対応を軽減するため、トヨタは労務費の負担拡大などを通じて仕入先と連携している。

大企業も対象に…トヨタ、今年度下期の部品価格据え置き