メキシコ大統領、ウクライナのプーチン氏逮捕要請を拒否

AI要約

メキシコのロペス・オブラドール大統領は、ロシアのプーチン大統領がシェインバウム次期大統領の就任式に出席した場合、逮捕するよう求めるウクライナ政府の要請を拒否した。

ウクライナはプーチン氏の逮捕を要請しており、逮捕状が出ている状況での訪問には反対している。

オブラドール大統領は、プーチン氏とシェインバウム氏の関係を称賛し、メキシコとロシアの友好関係を強調している。

メキシコ大統領、ウクライナのプーチン氏逮捕要請を拒否

Diego Oré

[メキシコ市 8日 ロイター] - メキシコのロペス・オブラドール大統領は8日、ロシアのプーチン大統領が10月1日に行われるシェインバウム次期大統領の就任式に出席した場合、逮捕するよう求めるウクライナ政府の要請を拒否した。

ウクライナは、国際刑事裁判所(ICC)から出されている逮捕状を無視してプーチン氏が就任式に訪れるようであれば、逮捕するようメキシコに要請した。

オブラドール大統領は「それはできない。われわれの責任ではない」と言明した。

プーチン氏は6月の大統領選でシェインバウム氏が勝利したことを祝福し、メキシコはロシアにとって「歴史的に友好関係にある中南米のパートナー」と述べている。