大統領就任式にプーチン氏招待 ICC加盟国メキシコ

AI要約

ロシアのイズベスチヤ紙によると、プーチン大統領はメキシコ大統領就任式に招待された。

国際刑事裁判所がプーチン氏に対し逮捕状を出している背景には、ウクライナの子供数百人を違法に連れ去った事件がある。

ロシアとメキシコの関係が強化されており、プーチン氏はメキシコの新大統領に祝意を表明している。

 ロシア紙イズベスチヤは7日、プーチン大統領が10月1日のメキシコ大統領就任式に招待されたと報じた。

 国際刑事裁判所(ICC、オランダ・ハーグ)は昨年、ウクライナの子供数百人を違法にロシアに連れ去ったとしてプーチン氏に逮捕状を出している。メキシコはICCの加盟国。

 在ロシア・メキシコ大使館は、プーチン氏に招待状を送ったことを確認した上で、「本人が参加するか代理の高官を派遣するかは、ロシア大統領が決める」と指摘した。

 ロシアは米国の隣国であるメキシコと関係を強化しており、左派シェインバウム氏が今年6月の大統領選で当選した際、プーチン氏は祝意を表明。「中南米において、(メキシコは)歴史的な友好国だ」と強調していた。(ロイター時事)。