パリオリンピックで北朝鮮オリンピック委員会にサムスン製スマホを提供 米メディアが報道 国連決議違反の可能性も

AI要約

北朝鮮のパリオリンピック参加選手にサムスン製スマホが提供されたことが発覚し、韓国政府が国連安保理の決議違反の可能性を指摘している。

IOCは大会の公式スポンサーであるサムスン電子のスマートフォンを全選手に提供しており、北朝鮮オリンピック委員会の関係者にも配布されたと報じられている。

国連安保理の決議では軍事転用可能性がある電子機器の供給を禁止しており、韓国政府は決議違反の可能性を懸念し、国際社会に対応を呼びかけている。

パリオリンピックで北朝鮮オリンピック委員会にサムスン製スマホを提供 米メディアが報道 国連決議違反の可能性も

パリオリンピック™に参加している北朝鮮のオリンピック委員会にサムスン製のスマホが提供されていたことが分かりました。韓国政府は国連安保理の決議違反にあたる可能性があると指摘しています。

IOC=国際オリンピック委員会はパリオリンピックに参加した全ての選手に大会の公式スポンサーであるサムスン電子のスマートフォンを提供しています。

このスマホについて、アメリカ政府系の自由アジア放送=RFAは北朝鮮オリンピック委員会の関係者が選手村の中で受け取ったと報じました。

軍事転用される可能性がある電子機器を北朝鮮に供給することは国連安保理の決議で禁止されていて、韓国政府は「決議違反の可能性がある」との見方を示し、決議が履行されるよう国際社会に働きかけるとしています。