米最高裁改革、争点化図る バイデン氏、保守判断懸念

AI要約

バイデン大統領はテキサス州で演説し、トランプ前大統領時代の最高裁の保守化を懸念し、改革の必要性を訴えた。

トランプ支持派の下院議長は改革案を即座に否定。改革の実現は困難と見られる。

バイデン大統領はハリス副大統領のリーダーシップを称賛し、11月の大統領選で国民の権利を争点化する考えを示した。

 【ワシントン共同】米民主党のバイデン大統領は29日、南部テキサス州で演説し、共和党候補のトランプ前大統領の在任中に保守化が進んだ連邦最高裁の改革が必要だと訴えた。人工妊娠中絶など国民の権利を後退させる「危険な判断」が相次いでいると懸念し、11月の大統領選に向けて争点化を図った。

 一方、トランプ氏に近いジョンソン下院議長は29日、最高裁改革に向けた法案が提出された場合、下院で「即刻葬る」と表明した。下院は共和党が多数派で上院も勢力が拮抗しており、改革案実現の見通しは立たない。

 バイデン氏はハリス副大統領に触れ「米国の価値観を実現し続けることのできるリーダーだ」と支持を呼びかけた。