中国、印ロと外相会談 ウクライナや国境問題協議か

AI要約

中国の王毅外相がASEAN関連の外相会議に合わせてロシア、インドの外相と会談した。

会談ではウクライナ情勢や中印国境問題について議論された。

習近平政権はロシアとウクライナの仲介役を自任しており、影響力を示すため外相との会談を重ねている。

 【ビエンチャン時事】中国の王毅共産党政治局員兼外相は25日、東南アジア諸国連合(ASEAN)関連の外相会議に合わせて訪れたラオスの首都ビエンチャンで、ロシアのラブロフ外相、インドのジャイシャンカル外相とそれぞれ会談した。

 ロシアが侵攻を続けるウクライナの情勢や、中印が対立する国境問題を議論したとみられる。

 王氏は24日、訪中したウクライナのクレバ外相と会談したばかり。習近平政権はロシアとウクライナの「仲介役」を自任しており、当事国外相との相次ぐ会談を通じ、双方への影響力を国際社会にアピールした格好だ。