アルファベット、好不調入り混じった決算で株価下落…ゴールドマン・サックスはAIを理由に目標株価引き上げ(海外)

AI要約

アルファベットの株価は7月24日、ウォール街が決算報告を分析しつつも下落した。

ゴールドマン・サックスはグーグルの親会社に対して強気の見通しを示し、目標株価を引き上げた。

アルファベットは利益は予想を上回るものの、一部分野で予想を下回り、株価は下落した。

アルファベット、好不調入り混じった決算で株価下落…ゴールドマン・サックスはAIを理由に目標株価引き上げ(海外)

アルファベットの株価は7月24日、ウォール街がそのまちまちな決算報告を分析をする中で下落した。

ゴールドマン・サックスはグーグルの親会社に対して依然として強気の見通しを示し、12カ月間の目標株価を引き上げた。

同行は、検索大手のグーグルをAI関連銘柄の筆頭格とみなしていると述べた。

アルファベット(Alphabet)の株価は7月24日、第2四半期決算で利益がコンセンサス予想を上回ったものの、その他の主要分野では予想を下回ったため、下落した。

この好不調の入り混じった業績を受け、24日の午後の取引で株価は5%下落したが、ゴールドマン・サックス(Goldman Sachs)のアナリストは、同社の人工知能(AI)分野におけるビジネスチャンスについて依然として楽観的であると述べている。

前四半期の1株当たり利益(EPS)は、予想の1.85ドルを上回る1.89ドルとなった。しかし、YouTubeの広告収入は、予想の89億5000万ドルを下回る86億6000万ドルにとどまった。また、当四半期の設備投資額は予想を上回る132億ドルだった。

ゴールドマン・サックスは、同社の決算発表後に発行したメモの中で、アルファベットの目標株価を211ドルから217ドルに引き上げ、楽観的な分析を示した。これは24日の午後時点での株価172.80ドルから25%上昇することになる。

ゴールドマン・サックスは、同社の楽観的な見通しは主にアルファベットのAIの可能性によるものだと述べている。

「検索の将来をめぐる投資家の議論を否定することはできないが、我々は引き続き、アルファベットはAIファーストの企業として位置づけられていると信じている」とアナリストは指摘し、同社は既存のアプリケーションに自社のAIツールを統合できると付け加えた。