米グーグル純利益29%増 AI活用広告やクラウドが寄与

AI要約

米グーグルの持ち株会社アルファベットは、2024年4~6月期決算で純利益236億1900万ドルを記録し、前年同期比で29%増加した。AIを活用したネット広告やクラウドサービスの収入増が大きな要因となった。

売上高は14%増の847億4200万ドルであり、ネット広告全体の売り上げも11%増加した。特に検索連動広告やユーチューブ広告の売り上げが好調だった。

 【ニューヨーク共同】米グーグルの持ち株会社アルファベットが23日発表した2024年4~6月期決算は、純利益が前年同期比29%増の236億1900万ドル(約3兆7千億円)だった。自社開発した人工知能(AI)を活用したネット広告やクラウドサービスの収入増加が寄与した。

 売上高は14%増の847億4200万ドルだった。ネット広告全体の売り上げは11%増の646億1600万ドルだった。うち収益源の柱である検索連動広告は14%増の485億900万ドル、動画投稿サイト「ユーチューブ」の広告は13%増の86億6300万ドルと好調だった。