# 決算

コロナ禍で赤字拡大、粉飾決算も…倒産した鉄スクラップ卸売りが犯した見誤り
2024.07.06

コロナ禍で赤字拡大、粉飾決算も…倒産した鉄スクラップ卸売りが犯した見誤り

鉄スクラップ卸売りを手がけていた守田は2023年8月3日に福岡地裁より破産手続き開始決定を受けた。同社は19年9月に福岡市東区で鉄スクラップ卸売りや輸出業を目的として設立した。前職で培われていた代表個人の海外人脈をフルに活用することで売り上げを確保。韓国や台湾の鉄鋼メーカーをはじ

松阪牛など処理数は増加 三重県松阪食肉公社 昨年度決算 燃料など高騰で9期連続赤字
2024.07.05

松阪牛など処理数は増加 三重県松阪食肉公社 昨年度決算 燃料など高騰で9期連続赤字

 三重県松阪市大津町の県松阪食肉公社(社長=竹上真人松阪市長)はこのほど、2023(令和5)年度の事業報告を公表した。決算はマイナス648万130円で9期連続の赤字となった。牛と豚の処理数は増加したが、電気代や燃料代の高騰が続き大きな負担となった。 同公社によると23年度の処理頭

韓国サムスン電子、営業利益15倍 4~6月暫定決算発表
2024.07.05

韓国サムスン電子、営業利益15倍 4~6月暫定決算発表

 韓国のサムスン電子が5日、2024年第2四半期(4~6月)の暫定決算を発表した。 連結基準で売上高は前年同期比23.3%増の74兆ウォン(約8兆6200億円)、営業利益同1452.2%増の10.4兆ウォン(約1兆2000億円)。営業利益は市場予想の8.4兆ウォンを大きく上回った

【高島屋、フィードフォース、岡山製紙】実体経済に好転の兆しが見える中で業績大幅成長を発表した3銘柄の注目ポイント
2024.07.05

【高島屋、フィードフォース、岡山製紙】実体経済に好転の兆しが見える中で業績大幅成長を発表した3銘柄の注目ポイント

 1ドル160円突破でさらなる物価高騰も懸念されるなか、実体経済はポジティブな数値が出ている。賃上げ率は大企業で5%を超え、インフレ率を超える数字となっている。それを支えているのは好調な企業業績だが、好決算を発表した企業の中で注目すべき銘柄はどのようなものか。個人投資家、経済アナリストの古賀真

アングル:米株高の裾野拡大に期待感、来週以降の決算発表に注目
2024.07.05

アングル:米株高の裾野拡大に期待感、来週以降の決算発表に注目

Lewis Krauskopf[ニューヨーク 5日 ロイター] - 米株式市場では株高の裾野が巨大テック「マグニフィセント・セブン(M7)」以外にも広がるとの期待が浮上しており、来週以降の決算発表で増益率がM7に追いつけるかに注目が集まっている。 S&P

韓国サムスン、営業利益15倍 4~6月期、半導体がけん引
2024.07.05

韓国サムスン、営業利益15倍 4~6月期、半導体がけん引

 【ソウル共同】韓国の電機大手サムスン電子が5日発表した4~6月期連結決算によると、本業のもうけを示す営業利益が前年同期と比べ約15.5倍の約10兆4千億ウォン(約1兆2千億円)となった。売上高は23.3%増の74兆ウォン。主力とする半導体の市況回復に伴い、担当するデバイスソリューション(DS

サムスン電子4~6月期 営業益15倍に=半導体がけん引
2024.07.05

サムスン電子4~6月期 営業益15倍に=半導体がけん引

【ソウル聯合ニュース】韓国のサムスン電子が5日発表した4~6月期の連結決算(速報値)によると、本業のもうけを示す営業利益は10兆4000億ウォン(約1兆2150億円)で前年同期の約15倍となった。人口知能(AI)市場拡大による半導体メモリーの需要回復や価格上昇などにより半導体の業績が大幅に伸び

非上場車部品5社24年3月期 全社が営業増益 得意先増産や円安で
2024.07.05

非上場車部品5社24年3月期 全社が営業増益 得意先増産や円安で

 中部地方に本社を構える非上場の主要自動車部品メーカー5社の2024年3月期決算がまとまった。車両生産の増加や円安効果、原燃料費の価格転嫁が進んだことで、営業損益で全5社が増益(黒字化含む)となった。ただ、中国では日系完成車メーカーの販売不振が続いており、各社は先行きへの警戒を強めている。

ナイキ、24年5月期は減収 24年度の見通しを下方修正し株価も急落
2024.07.04

ナイキ、24年5月期は減収 24年度の見通しを下方修正し株価も急落

ナイキ(NIKE)の2024年5月期決算は、売上高が前期比0.3%増の513億6200万ドル(約8兆2692億円)、EBIT(利払前・税引前利益)は同5.6%増の65億3900万ドル(約1兆527億円)、純利益は同12.4%増の57億ドル(約9177億円)だった。ブランド別に見る

「ペイディの黒字決算」ではみえない後払い決済「BNPL」の苦難 ジャックスは事業撤退、軌道修正を図る動きも
2024.07.04

「ペイディの黒字決算」ではみえない後払い決済「BNPL」の苦難 ジャックスは事業撤退、軌道修正を図る動きも

 「BNPL事業者は多額のお金を投資していながら、まったく儲かっていない」 ある決済事業会社の関係者がこう漏らすように、後払いサービス「BNPL」事業者の収益性をめぐる厳しい状況が明らかになりつつある。 日本でBNPLが一躍有名になったのは3年前の2021年。アメリ

東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値下がり率1位の銘柄は“新紙幣特需”の終了が理由か【昨日の株価】
2024.07.04

東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…値下がり率1位の銘柄は“新紙幣特需”の終了が理由か【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年7月3日(水)の騰落率ランキングをお伝えします。1位:霞ヶ関キャピタル〈3498〉……前日比+3,000円(+22.71%)【売買材料】決算銘柄。7月2日(火)取引時間終了後に24年5月期連結決

中国・吉利汽車、24年1~3月期は純利益119%増 傘下の高級EV「ZEEKR」は売上高71%増
2024.07.03

中国・吉利汽車、24年1~3月期は純利益119%増 傘下の高級EV「ZEEKR」は売上高71%増

中国自動車大手の吉利汽車(Geely Automobile)は6月28日、2024年1~3月期の決算を発表した。売上高は前年同期比56%増の523億1500万元(約1兆1500億円)、株主に帰属する純利益は119%増の15億6100万元(約340億円)。販売台数は49%増の47万5700台だっ

【米国株ウォッチ】バフェットも長年保有するアメリカン・エキスプレスを分析
2024.07.02

【米国株ウォッチ】バフェットも長年保有するアメリカン・エキスプレスを分析

米クレジットカード大手、アメリカン・エキスプレスの株価(ティッカーシンボル:AXP)は、S&P500種株価指数が年初来で15%上昇したのに対し、同期間で23%上昇した。対照的に、アメリカン・エキスプレスの同業であるキャピタル・ワンの年初来の上昇率はわずか5%だった。AXPは米国時

決算を読む ネクステージ 23年12月~24年5月期 純利益5.0%減の53億円 インセンティブ廃止響く 通期は増収増益を予想
2024.07.02

決算を読む ネクステージ 23年12月~24年5月期 純利益5.0%減の53億円 インセンティブ廃止響く 通期は増収増益を予想

 中古車販売などを手掛けるネクステージ(本社名古屋市)が1日発表した2023年12月~24年5月期の連結決算は、純利益が前年同期比5・0%減の53億9800万円だった。新規出店効果で売上高は中間期として過去最高を更新したが、成果報酬型のインセンティブ制度の廃止に伴い、保険などの金融商品の販売が

東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…証券会社が新規で「買い」と格付けした注目の銘柄【昨日の株価】
2024.07.02

東京証券取引所・プライム市場の株価騰落率「トップ3」と「ワースト3」…証券会社が新規で「買い」と格付けした注目の銘柄【昨日の株価】

東証プライム市場に上場している個別株式について、2024年7月1日(月)の騰落率ランキングをお伝えします。1位:長野計器〈7715〉……前日比+500円(+16.95%)【売買材料】新規レーティング銘柄。6月28日(金)いちよし証券が「A(買い)」「フ

米ナイキ、株価急落で時価総額4.4兆円喪失
2024.07.01

米ナイキ、株価急落で時価総額4.4兆円喪失

スポーツ用品メーカーの米ナイキの株価は6月28日、約20%急落し、公開企業としての44年の歴史の中で最悪の日を記録した。この急落により同社の株価は、新型コロナウイルスの感染が広がった2020年3月以来の安値となった。下落のきっかけは、ナイキが27日午後に発表した決算で、5月末まで

スウェーデンEVポールスター、2023年は3%減収・赤字拡大
2024.07.01

スウェーデンEVポールスター、2023年は3%減収・赤字拡大

[28日 ロイター] - スウェーデンの電気自動車(EV)メーカー、ポールスター・オートモーティブが28日発表した2023年通期決算は、売上高が減少し、赤字幅は拡大した。同社の高価格モデルへの需要鈍化が響いた。23年の売上高は23億8000万ドルで、前年の24億5000万

あおぞら銀行の株主総会が物語る「高配当」の減配リスク、株主は次々と非難の声を発した
2024.07.01

あおぞら銀行の株主総会が物語る「高配当」の減配リスク、株主は次々と非難の声を発した

  「御社の株を(周囲に)すごく勧めた。配当性向は50%だし、年4回も配当がある。定期預金や訳のわからないファンドをやるくらいなら、あおぞら銀行の株を買ったほうがいいぞ、と」 ある株主は憤懣やるかたない様子で切り出した。6月25日、都内で開かれたあおぞら銀行の株主総会。アメリカ不

〔決算〕百貨店2社、3~5月期の営業益最高
2024.06.29

〔決算〕百貨店2社、3~5月期の営業益最高

 百貨店大手の高島屋 <8233> とJ・フロントリテイリング <3086> が28日発表した2024年3~5月期の連結決算は、いずれも営業利益が3~5月期としては過去最高となった。円安を背景に訪日客の消費が大きく伸び、利益を押し上げた。好業績を踏まえ、両社は25年2月期の業績予想を上方修正し

東京株、241円高 足踏み継続、4万円回復ならず
2024.06.28

東京株、241円高 足踏み継続、4万円回復ならず

 28日の東京株式市場は大型株を中心に買われ、日経平均株価は前日比241円54銭高の3万9583円08銭と反発して終わった。3月に4万円を突破して過去最高値を付けたが、4月以降は利益確定売りに上値を抑えられ、足踏み状態のまま4万円を回復できていない。 昨年末3万3464円だった日