米オープンAI、安全対策チームのリーダー異動 新規研究事業の担当に

AI要約

米オープンAIのアルトマン最高経営責任者は、アレクサンダー・マドリー氏を新しい研究事業の担当に異動させると発表した。

マドリー氏は新規研究プロジェクトに取り組み、安全対策チームを離れる間、チームのリーダーシップは別の幹部に引き継がれる。

研究チームは、生成AIモデルの即応性を評価し、マドリー氏はより大きな役割を担うことになる。

米オープンAI、安全対策チームのリーダー異動 新規研究事業の担当に

[23日 ロイター] - 米オープンAIのアルトマン最高経営責任者(CEO)は23日、X旧ツイッターへの投稿で、人工知能(AI)の安全対策チームのリーダーを務めるアレクサンダー・マドリー氏を新たな研究事業の担当に異動させると明らかにした。

アルトマン氏は「マドリー氏は非常に重要な新規研究プロジェクトに取り組む」と発表した。同氏が安全対策チームを離れる間、オープンAI幹部のジョアキン・キノネロ・カンデラ氏とリリアン・ウェン氏がチームを率いる。

広報担当者は声明で、チームは危機が発生した際に同社が手掛ける生成AIモデルの即応性を評価する役目があると指摘。マドリー氏は研究チームでより大きな役割を担うと説明した。