米アルファベット、増収増益 生成AIでクラウド成長

AI要約

米グーグルの親会社アルファベットが2024年4~6月期決算を発表。売上高と純利益が過去最高を更新。

クラウド部門の売上高が29%増加し、四半期初めて100億ドル超え。

ピチャイCEOは「大きなマイルストーンに達した」と述べ、AIの需要を受けて成長を実感。

 【シリコンバレー時事】米グーグルの親会社アルファベットが23日発表した2024年4~6月期決算は、売上高が前年同期比14%増の847億ドル(約13兆円)、純利益が29%増の236億1900万ドルで、いずれも4~6月期の過去最高を更新した。

 生成AI(人工知能)の需要を受け、クラウド部門が成長した。

 クラウド部門の売上高は29%増。四半期として初めて100億ドルを超え、営業利益も10億ドル台に乗せた。ピチャイ最高経営責任者(CEO)は電話会見で「大きなマイルストーン(一里塚)に達した」と述べた。