トランプ氏との電話は友好的 銃撃の選挙戦への影響「分からない」 バイデン米大統領

AI要約

バイデン米大統領が銃撃されたトランプ前大統領に電話し、友好的な会話を交わしたことが明らかになった。

バイデン氏は心配を伝え、トランプ氏は元気であることを報告し、お互いに謝意を示した。

バイデン氏は銃撃事件発生時にデラウェア州に滞在しており、再選を目指す大統領選について銃撃事件がどのような影響を与えるかは分からないと述べた。

 【ワシントン時事】バイデン米大統領は15日、NBCテレビのインタビューに応じ、銃撃されたトランプ前大統領に電話した時の会話が「とても友好的だった」と明らかにした。

 バイデン氏が「私がどれだけ心配しているか伝えたい。実際に大丈夫なのか確かめたい」と話し掛けると、トランプ氏は「元気だ」と応じ、「電話してくれてありがとう」と謝意を示したという。

 銃撃事件発生時、バイデン氏は地元の東部デラウェア州に滞在していた。事件の一報を受けた時について「私の最初の反応は『なんてことだ』だった」と振り返った。

 バイデン氏が再選を目指す11月の大統領選は、トランプ氏が再び相手になる。銃撃事件が選挙戦にどのような影響を及ぼすか問われると、「分からない」と即答。「あなたも分かっていない」と指摘した。