バイデン大統領 意見の相違は“銃弾”ではなく“投票”で トランプ氏銃撃に改めて怒り

AI要約

アメリカのジョー・バイデン大統領がトランプ前大統領の銃撃事件に言及し、暴力に反対する姿勢を表明。

トランプ氏が選挙集会で銃撃を受けたことに対し、バイデン氏が安否確認と非難のコメントを発表。

バイデン大統領は暴力よりも投票を重視し、一体となって暴力を非難すべきとの考えを示した。

 アメリカのジョー・バイデン大統領(81)が14日(日本時間15日)、自身のX(旧Twitter)を更新。ドナルド・トランプ前大統領(78)の銃撃事件から一夜明け、コメントした。

 バイデン大統領は「アメリカでは、意見の相違は投票(ballot)で解決します。弾丸(bullet)ではありません」と投稿。暴力に対し、改めて反対の姿勢を鮮明に打ち出した。

 前日13日(日本時間14日)、AP通信などによると、トランプ氏はペンシルベニア州で選挙集会を開き演説を行っていたが、ステージの左側から大きな発砲音が聞こえ、振り向いたところ耳の近くを撃たれ負傷した。

 事件当日、バイデン氏は自身のSNSを通じて「彼が無事で元気だと聞いて嬉しく思います。さらなる情報を待ちながら、彼と彼の家族、そして集会にいたすべての人々のために祈っています」と無事に安堵。続けて「(アメリカにはこのような暴力は許されません。私たちは国として団結してこれを非難しなければなりません」と銃撃に憤りを表していた。